【まとめ】阪急西宮北口駅エリアの駅レポート調査のまとめ【忙しい人向け】

駅エリアレポート

【まとめ】阪急西宮北口駅エリアの駅レポート調査のまとめ【忙しい人向け】

この記事では、本サイトの人気コンテンツの一つ「駅レポート」の中でも、関西の人気駅として有名な西宮北口駅の情報を忙しい人でも、簡単にチェックできるようにポイントをまとめた記事となっています。

これらの「駅レポート」は本サイトが公表されているデータなどをもとにそれぞれの駅の価値をレポートしたものとなっています。

より詳しいレポート、根拠となった元データを知りたい方は、それぞれ以下のレポートをご覧ください。

第一弾はこちら

第二弾はこちら

第三弾はこちら

 

関西の住みたい街ランキング1位の理由

まずは「西宮北口駅」の周辺の人気理由を改めて、確認しておきましょう。

目的としては単純に他の人が「西宮北口駅」に住みたい理由を知るのではなく「今、「西宮北口駅」に住みたいと思った理由は、今後将来的にも環境は変わらないのか」をチェックすると考えると将来の「西宮北口駅」エリアの価値を予測する上で有益と言えるでしょう。

理由1:「梅田、三宮、宝塚のどこへ行くのも便利。」

当然、立地は将来にわたって変わりませんが、梅田や三宮・宝塚が将来的にも都心としての価値を維持できるのかが「西宮北口駅」エリアの価値にも影響を与えると言えるでしょう。

その点、以下に簡単にレビューを行いますが、それぞれの駅周辺は今後も資産価値は継続していくものと言えるでしょう。

「梅田駅」グランフロントを始めるとする「うめきた」エリアの再開発は良好。特にグランフロントは目標を超える集客数となっている。開業から約1年11カ月で来場者1億人を超え、東京スカイツリーよりも順調である。(スカイツリーは約2年4カ月で来場者1億人)さらに、まだ未活用の土地があるため、今後に期待できる。

「三宮駅」神戸市は人口が福岡市に抜かれたというニュースにもなったが、神戸市全体でみると阪神淡路大震災で大きく人口が減少したが、それ以降は微増傾向となっている。

さらに、特筆すべきは今後20年・30年単位での再開発が計画されている点である。

このような背景から神戸市の中心駅として三宮はさらに価値が向上していくものと予測される。

「宝塚駅」宝塚駅周辺は「宝塚歌劇団」「手塚治虫記念館」など、どちらかというと観光という側面が強いが、市内の人口は一貫して微増傾向にある。

近年では住宅街という面でも人気が出てきている。もちろん、オフィス需要は高くはないが、ブランドとしての「宝塚」は今後も残っていくだろうと予測される。

理由2:西宮ガーデンズがあって買い物には困らない。

西宮北口駅の人気が出てきた大きな要因として「西宮ガーデンズ」の影響は非常に大きなものがあります。

駅から非常に近く、この規模での再開発となると今後、阪神間でも数が少ないと言えるでしょう。

そういったことからも「西宮北口駅」周辺の価値は継続しそうです。

また、阪神間の大規模な再開発といえば、アサヒビール西宮工場跡地の再開発もポイントと言えるでしょう。

西宮北口駅からも徒歩で行ける範囲ではありますが、距離的には1キロほどあるため、再開発の影響はそこまで高くはないと言えるでしょう。

理由3:イメージが良い

洗練された高級なイメージを抱いている人が多く、人気の一因となっています。

これは、阪急神戸線によるものも大きいでしょう。

関西の住みたい街ランキングでもトップ10のうち、阪急神戸線が5駅を占めているため「阪急の人気」が人気が印象的とも言えます。

 

まとめ:上記より「西宮北口駅」の資産価値は今後も継続していくものと予測できます。

「阪急沿線の人気」というのも、一過性のブームではなく、長い歴史によってつくられたブランドとも言えるものですから、今後大きな事件などがない限りは続いていくのではないかと言えます。

 

データで見る西宮北口駅

では、次に実際のデータを見ていきましょう。

西宮北口駅周辺の人口推移と西宮北口駅の輸送人員です。

西宮北口駅周辺の町人口推移(引用:日本民営鉄道協会)

西宮北口駅周辺の町人口推移(引用:日本民営鉄道協会)リンク先PDF

1985 年〜 2010 年の輸送人員の推移(引用:日本民営鉄道協会)

1985 年〜 2010 年の輸送人員の推移(引用:日本民営鉄道協会)リンク先PDF

周辺の人口については、阪神淡路大震災の影響によって1995年に大きく人口が減少していることがわかります。それ以降は徐々に回復しています。

また、輸送人員については「西宮ガーデンズ」の2008年の開業が大きく起因しています。

このようにデータで確認をしてみても、西宮北口駅周辺の人気傾向となっていると言えるでしょう。

 

西宮北口駅周辺の土地の取引価格

今までは西宮北口エリアや駅自体の価値を見てみましたが、これでは少し広いため、次はもう少し個別性の高いデータを見てみましょう。

それは、実際に西宮北口駅周辺において取引をされた土地の価格です。

実際の土地の取引価格については、センシティブな情報と日本では考えられているため、すべて開示されているわけではありません。

しかし、国土交通省による情報開示によって一部は情報が開示されています。

以下が、西宮北口駅周辺土地売買価格となっています。クリックで拡大します。

西宮北口駅周辺土地売買価格(引用:国土交通省土地総合情報システム)

西宮北口駅周辺土地売買価格(引用:国土交通省土地総合情報システム

一部、イレギュラー的に安いものが含まれていますが、全体的に70万〜190万程度取引をされていることがわかります。(注:イレギュラー的に安い物件はこの地域だけでなく、他の地域でも見受けられるので除外して考えましょう。)

 

では、次に地価公示価格を元に西宮北口エリア周辺のそれぞれの地点の価格の推移を見ていきましょう。

兵庫県西宮市南昭和町70番1の地価公示価格の推移(西宮北口駅、 北西440m)

西宮市南昭和町70番1の地価公示価格の推移

西宮市南昭和町70番1の地価公示価格の推移

西宮北口駅北西スグのマンションの場所の地価公示価格になります。

リーマンショックにおいてでも、価値が減価していない点が注目されます。

この価格は1㎡当たりの価格となっており、最新の平成28年1月1日時点では370,000(円/m²)と算定されています。

 

兵庫県西宮市大畑町58番3の地価公示価格の推移(西宮北口、北西800m)

兵庫県西宮市大畑町58番3の地価公示価格の推移

兵庫県西宮市大畑町58番3の地価公示価格の推移

先ほどの「昭和町」よりもさらに駅から遠くなった地点およそ駅から徒歩10分離れたち展となります。

「昭和町」と比べるとこちらの「大畑町」の地価については、リーマンショックの影響を受けています。

もちろん、最寄駅は同じ西宮北口駅です。

このことから西宮北口駅北西方向については、駅から徒歩5分以内は価値が底堅いが10分ほど、離れると景気の影響を受けやすいとも言えます。

なお、最新の平成28年1月1日時点では昭和町の370,000(円/m²)よりも下がり、297,000(円/m²)と算定されています。

 

 

兵庫県西宮市能登町23番1外の地価公示価格の推移(門戸厄神、 南西1,100m)

西宮市能登町23番1外の地価公示価格の推移

西宮市能登町23番1外の地価公示価格の推移

こちらはさらに西宮北口駅から離れた地点、国道171号線よりも北側の門戸厄神駅に近い場所。

価格の推移としては、先ほどの大畑町とほとんど、同じ動きをしています。

一方で地価公示価格は先ほどの大畑町よりもさらに下がって250,000(円/m²)となっています。

 

最後に

本記事、「西宮北口駅の駅レポート」のまとめはいかがでしょうか。

このまとめで西宮北口エリアの価値や周辺の価格のイメージを持って頂ければ幸いです。

このページでは、西宮北口駅の駅レポートの中から、ポイントとなる点だけをまとめていますので、より詳しいレポート、根拠となった元データを知りたい方は、それぞれレポートを参考にしていただきたい。