フリールーム(サービスルーム)とは
フリールーム(サービスルーム)とは間取りの一つであり、一見すると通常の部屋と変わらないが、建築基準法で定められた部屋の(居室)の基準である採光や通風などの面で当てはまらないことからフリールーム(サービスルーム)とされている。
間取り図では「2LDK+S」や「2LDK+F」と表記され、この「S」や「F」にあたる。以下のようなイメージです。
このような表記のため、実際に使用していれば「2LDK+S」や「2LDK+F」であっても「3LDK」とそこまで変わらず過ごすことが可能であるが、「2LDK+S」や「2LDK+F」の部屋は他の「3LDK」の部屋よりも多少、安くなっていることが多い。
そして、実情として中古物件で販売する際の広告などには「2LDK+S」や「2LDK+F」の部屋であっても「3LDK」と表記されてしまっているケースが多い。これは中古物件の場合一点ものであり厳格にチラシが作成されていない場合が多いためである。(本来良くない話が、その場合売る側としてはメリットではある)
なお、フリールーム(サービスルーム)の場合、通常の居室と変わらないケースもあるが、場合によってはテレビや電話回線を引いていない、コンセントの数が少ない、などのケースがありますので、その点しっかりと確認をしてください。