【タワーマンションを購入検討している人は要チェック?】タワーマンションを節税のために購入する人ってどんな人?

【タワーマンションを購入検討している人は要チェック?】タワーマンションを節税のために購入する人ってどんな人?

あなたは「タワーマンションを購入すると節税になりますよ」ということを聞かれたことはありますか?

実際に人によってはかなり大きな金額が節税になるのと、資産防衛の観点からも非常に魅力的な投資としてタワーマンションは注目をされています。

この記事ではタワーマンションの節税に関する詳しい内容を解説をするということは節税対策のサイトに任せて、マンションの購入において節税目的の人と普通の住居目的の人とでどのような違いがあるのか、そして、タワーマンションで節税をしたい人に人気なマンションはどんなマンションなのかを解説いたします。

実際に、私も調べてみましたが、タワーマンション購入での節税の情報はたくさんありますが、住居目的で普通に購入する人にその節税の影響が実際にどのくらいあるのか。という点にフォーカスした情報はあまりありませんので、ここではその点を解説していきます。

 

 

1.そもそもタワーマンション節税ってどんなものなの?

タワーマンションの購入によって安くなるのは相続税となります。

そもそも、相続税は保有する財産に対して相続する際に課せられる税金なのですが、不動産の場合は現金とは異なり、どのくらいの価値があるのか計算、評価をする必要があります。

この計算を行うのは基本的には役所が路線価や毎年支払う固定資産税の評価額をベースに計算されるのですが、その金額が実際の資産価値よりも低めに計算される(物件にもよりますが約6~7割くらい)ため、不動産の購入が節税になるということです。

一般的には、資産のすべてをタワーマンションにしてしまうとリスクも高いため、1億〜2億程度の方がタワーマンションの一室を購入して節税に当てるケースが多いようです。

それより資産が少ない場合にはタワーマンションの比率が大きくなるので、自己居住用住居以外ではリスクが高いです。(自己居住用住居の場合、さらに別の節税もありますが・・・)

また、1〜2億を超える方の場合、土地活用など別の節税方法もあったりします。

 

また、さらにタワーマンションが節税においてさらに人気なのは以下の理由もあります。

理由1:タワーマンション自体の価値も高く、比較的不動産の中でも売りやすい。

これは同じ価格帯の不動産、例えば郊外の大豪邸などと比較しても、都心部のタワーマンションの方が断然、売りやすいとうことですね。

相続税を節税したいという目的ですから、万が一何かあっても現金化が容易というのは最も大きなメリットと言えます。

場合によっては1、2ヶ月でも現金化ができるくらいのスピード感です。

 

理由2:居住用にも便利

もちろん、タワーマンションですから節税用に保有していても住むこともできます。

また、タワーマンションの場合当たり前ですが、便利な場所にありますので、セカンドハウス的に住むこともできますし、もちろんメインの住居としても何ら問題ありません。

 

理由3:賃貸にして貸すことも容易。

それ以外にも、賃貸にして貸すこともできるのも、メリットと言えます。

やはりタワーマンションは人気のエリアでありながら、基本的にはその地区に設備レベルの高い賃貸が少ないケースが多いです。

簡単な話、タワーマンションが立つくらいの立地の場所であれば、古いアパートを取り壊して同じくタワーマンションを建てた方がビジネス的に効率的なので、タワーマンションがある地区には良い賃貸はそこまで多くはありません。

ですので、賃貸に回しても比較的高い家賃が取れることもメリットです。

 

理由4:タワーマンションの場合、土地の税金の持分割合が低くなる。

ちょっと、これは難しい話ですが、普通のマンションよりもタワーマンションの方が土地にかかる相続税が安くなるというように理解してください。

相続税の場合、建物の土地でそれぞれ税金の算出の計算が分けられますが、1戸当たりの土地の面積が少なくなるため、却って税金も安くなるのです。

 

これらの理由からタワーマンションを購入することによって節税になるので、節税したい人からは人気を集めるマンションがあるということを覚えておきましょう。

 

 

2.どんなタワーマンションが節税したい人に人気なの?

これは「再販売価値の高いマンション」これが人気のマンションになり、この理由以外にないと断言できるくらいの理由です。

内装にどれだけこだわったマンションでも、正直ほとんど税金の評価額には影響しないと言えます。

もちろん、一切ゼロではないですが例えば、全室LED照明にしたとしてもそのLED照明の価値の金額をそのまま固定資産税評価額に上乗せすることはまずありえません。

路線価も一応、不動産売買の実情を反映していますので、結局のところ「再販売価値の高いマンション」に尽きると言えます。

節税する側から考えてみれば節税のために購入したけど、売れずに結局損した。では意味がないですからね。

 

 

3.普通に住みたい人にとって節税人気タワーマンションってどうなの?

これは、一概には言えないのと、実際に人にもよるところだと思いますが、以下のようなメリットデメリットがあると言えます。

「メリット」

メリット1:高いレベルの共有部を使用することができる。

通常のマンションよりも美しいエントランスや共用施設などが同じ価格帯の他のマンションよりもより良い設備であるケースが多い。

それは高い部屋を購入してもらうためには「共用部が狭い、質が低い」と思われてしまうと売れなくなってしまいかねないため、そういった高いランクの部屋を購入したい人にも合わせるようにエントランスや共用施設の品質も高くなるでしょう。

メリット2:ブランディングにより再販売価値が高い。

メリットの1につながりますが、共用部のレベルの高さなども相まって再販売価値が高くなりやすいのも特徴の一つです。

結局、中古マンションを購入する人は実際にそのマンションのエントランスや中身もチェックしますので、いいマンションだな。と思ってもらえればそれだけ売りやすいとも言えます。

メリット3:住民の方の民度も高い?

これは断言できないですが、金持ち喧嘩せずではないですが、タワーマンションなどの高級マンションであれば住民の方もそういった方が多いと言えます。

 

ここまではメリットですが、デメリットも以下のようにあると言えます。

「デメリット」

デメリット1:あまり値引きを期待できない。

これは当たり前といえば当たり前かもしれませんが、あまり値引きに前向きではないケースが多いです。

特にブランディングの観点で再販売価値を気にする人が多いマンションはこの点はかなりシビアと言えます。値引きしているマンションだと再販売価値も期待できないのでは?と思われて購入に結びつかないケースが出てきてはシャレにならないので、基本値引きは嫌がります。(もちろん、最後の1件や本当のキャンセル物件などは例外ですが・・・)

デメリット2:金銭感覚が全く異なる上層階の人。

これは人によるかもしれませんが、金銭感覚などが人が上層階やご近所付き合いになるということをストレスに感じる人もいるようです。

単なる近所付き合いであればそこまで気苦労はないかもしれませんが、同じ学年のお子さんがおられる家庭であれば、同じマンションでありながら、生活水準があまりに違うということで無用なストレスを感じてしまう!?なんてこともあります。

サラリーマンとしては高給取りで年収1000万円を超えているようなエリートでも本当の富裕層の人たちと比べるとやはり、全然生活の水準が異なりますので、この点をストレスに感じてしまうかもしれません。

 

 

節税とは関係ないと考えていた方もタワーマンションの購入を検討している人は一度はこの点を検討してみてください。

実際に生活水準の高い人が多くてメリットと思っていたことが、いざ住んでみるとその差を感じてストレスに・・・なんてこともありますので、どんな人が検討しているマンションに住もうとしているのか。をチェックしてみましょう。