【マンションレポート】プラネスーペリア西宮仁川周辺に行ってみた【2016.05】
阪急今津線の仁川駅から徒歩4分にありながら、戸建て住宅も多い閑静な住宅地にある低層の大規模マンション「プラネスーペリア西宮仁川」をこの記事では取り上げます。
人気の阪急沿線仁川駅から徒歩4分という駅チカの立地が最大の特徴でしょう。
さらに、「プラネスーペリア西宮仁川」は地上4階建の低層マンションですが、A街区〜E街区までの5棟構成となっており、総戸数は169戸と大規模マンション並みの戸数となっており、通常の低層マンションではありえないコンシェルジュサービスや多目的室なども設置されており、低層マンションの魅力である住居性の高さと大規模マンションの利点の共用施設やサービスが充実している点の双方を備えている「ハイブリッドマンション」とも言えます。
このような「ハイブリッドマンション」はニュータウンなど郊外の土地が余っているエリアではよく見かけますが、人気の阪急沿線仁川駅、徒歩4分という関西でも人気エリアと言える場所では珍しいマンションと言えるでしょう。
それではそんな特色のある「プラネスーペリア西宮仁川」の現地周辺を早速見てみましょう。
周辺地図
それでは、まずは現地周辺の地図を見てみましょう。

プラネスーペリア西宮仁川_現地周辺地図(引用:公式HP)
上記の地図はプラネスーペリア西宮仁川の公式ホームページより引用した地図となります。
では、現地の周辺の写真を見る前に地図をクリックして現地をじっくりと見てみましょう。
仁川駅から阪急の線路沿いへ甲東園駅方面を進むとほぼ一本道で現地周辺となります。
ポイントとしては、駅からの近さ、アクセスの良さが改めてわかる点と気になるのが、阪急の線路に近いという点でしょう。
この線路に近いという点は後ほど、実際の写真でも確認しましょう。
阪神競馬場の位置は?
次に以下のグーグルマップを見てみましょう。
というのも、先ほどの地図では仁川駅北東方面にある「阪神競馬場」が省略をされていたので、ここで確認をしておきたいところです。
どうしても仁川駅から「阪神競馬場」が近いため、日曜日など「阪神競馬場」で競馬が開催されている場合には、駅周辺から阪神競馬場方面へは競馬目当ての観客が多く集まります。
ただ、地図で確認できる通り「プラネスーペリア西宮仁川」と「阪神競馬場」は仁川駅を挟んで逆方向であることと「プラネスーペリア西宮仁川」方面には特に商業施設などがない住居エリアのため、競馬開催日であっても「プラネスーペリア西宮仁川」周辺には影響はほぼ無いようです。
阪神競馬場による影響は?
通常、競馬場や競艇、場外馬券売場などが近い場所はマンションのエリアとして好まれません。
例えば尼崎の「尼崎競艇場」や神戸の「ボートピア神戸新開地」周辺などは一般にどうしてもマイナス要素として認識されている傾向があります。
しかしこの仁川駅周辺に関しては例外とも言えるでしょう。
もちろん「阪神競馬場」の周辺は消費者金融だけが入居するビルなどもあり、一見するとマイナス要素となりそうですがこの「仁川エリア」は人気のエリアと言えるのです。
実際に「プラネスーペリア西宮仁川」のある仁川町の中でも第一種低層住居専用地域などのエリアは高級住宅街と言われることもあります。
さて、一般的には嫌われる要因である競馬場が近いにも関わらず、なぜ「仁川エリア」は人気のエリアとなっているのしょうか?
これは一つの理由としては、阪急沿線であるということも大きいでしょう。
関西エリアの阪急人気は盤石となっており、阪急沿線の築いてきたブランドイメージは最近できたものではなく歴史的に積み上げてきたものですので、少しくらいのデメリットでは影響が少ないのでしょう。
ただ、それだけではなく以下に「阪神競馬場」のメリットも確認してみましょう。
阪神競馬場のメリット
上記で記載した通り「仁川エリア」は例外ではあるものの、一般的には競馬場・競艇場などの近くはあまり好まれる住居エリアとは言えないとお伝えをしました。
しかし、「阪神競馬場」に関しては”阪神競馬場内の公園が開放されている”というメリットもあるのです。
詳しくは以下の阪神競馬場のリンク先をご覧いただくと詳細が記載されていますが、「ふわふわドーム・滑り台・アスレチック遊具・砂場など」子供が遊べる遊具も豊富に取り揃えているだけでなく、レジャーシートを広げてお弁当や花見なども可能となっています。
さらに、駐車料金も平日の開放日は無料となっているのです。
それだけではありません。土日祝では馬と触れ合えるイベントも開催されており動物園よりも馬を身近に感じられるイベントが開催されているほどです。
競馬場という敷地の広さも生かして上記のようなイベントや公園の開放なども行うことによって明るいイメージとなっているようです。
このようなことから意外と阪神競馬場が近い事がそこまで大きなデメリットではなく、むしろメリットがある事もよくわかります。
現地周辺
それでは、プラネスーペリア西宮仁川の現地周辺の様子を見てみましょう。
まずは仁川駅の西口を降りてすぐの様子です。
正直なところ、西口の方がプラネスーペリア西宮仁川には近いのですが、駅前はほとんど何もありません。
ですが、反対側の東口にはコープなどスーパーがある「さらら仁川」がありますので、東口の方も利用すると良いでしょう。
仁川駅には西口と東口を行き来できる地下通路が改札の外にもありますので、便利です。
このコープ仁川は1階の食品フロアが夜22時半まで営業をしていますので、通勤帰りでも利用しやすいでしょう。(2016年5月時点)
そして、そのまま仁川方面へ進めば現地となります。
ここでは少し寄り道をして仁川沿いに歩いていくと阪急オアシスにたどり着きます。
こちらは夜9時までの営業となっていますので、夜の帰りが遅めの仕事をされている方だと駅前のコープの方が利用しやすいでしょう。
なお、この阪急オアシス 仁川店には駐車場もあります。
そして、次がプラネスーペリア西宮仁川の現地周辺です。
このように周辺には戸建てなども多く、閑静な住宅街の雰囲気となっています。
こちらは社宅が近くにあります。
このように周辺には戸建てや社宅などが並ぶエリアとなっており、そこに低層マンションが5棟別々に建っているのがプラネスーペリア西宮仁川となっています。
そして、次に阪急の線路とプラネスーペリア西宮仁川の距離関係ですが、以下の写真のようになっています。
写真の左手の方が線路となっています。
片側1車線の道路沿いということもあり、線路側の部屋は少し音の影響もあるかもしれません。
ですが、上述の通り5棟別々のマンションですので、線路沿いではない棟もあります。
最後に
この記事では駅周辺の環境など「仁川エリア」にフォーカスした記事となっています。
改めて「プラネスーペリア西宮仁川」を見てみると上の写真のような閑静な住宅街の雰囲気が阪急仁川駅徒歩4分で得られるというのは希少性は高いと言えるでしょう。
その立地、環境は非常に良いのですが、その分価格も高くなっている点がポイントと言えるでしょう。
以下のD-Egタイプ(3

D-Egタイプ(引用:公式HP)
設備などもよくあるマンションのグレードの内容ではなく、トーヨーキッチンを採用するなどこだわりが感じられますので、敢えて設備をハイグレードなものにして、価格を上げて、ハイレイヤーに対してアプローチをしたいというのが、ディベロッパーの思惑なのでしょう。
ただ、5000万程度になるともう少し阪急の駅から少し離れた徒歩10分超程度の戸建て・注文住宅も選択肢が広がりますし、逆に都心部のタワーマンションも閑静な住宅街という点を捨てると価格帯としては選択肢に入ってしまいますので、かなり悩ましいと言えます。
駅からも近く、人気エリアでありながらも、閑静な住宅街の中にあるグレードの高めなマンションを希望している人にはマッチするのが「プラネスーペリア西宮仁川」と言えるでしょう。