【チェックリスト付き】モデルルームに行くなら絶対ココをチェックしろ!【キッチン編】【保存版】

(チェックリストだけを先にダウンロードしたい方はこちら(リンク先:PDF)からダウンロードください)

 

この記事では、オシャレで綺麗なモデルルームの見学でテンションが上がってしまっても、しっかりとマンションをチェックする〜キッチン編〜ということで、ということで、モデルルーム見学のキッチンのポイントをチェックしましょう。

特にキッチン場合には、単に広さや見た目だけでなく、その使いやすさやメンテナンス性などをしっかりとチェックしていきましょう。

キッチンの見学において意外と盲点となりやすいのが「実物を見ることはできる」ので、それで満足をしてしまうケースがあります。

ただ、実際に「見る」のと「使う」のとでは全然印象は異なってしまいますが、残念ながら実際にモデルルームでキッチンを使ってみることは当然できません。

ですから、しっかりとチェックシートでチェックをして、細かい点まで確認することが大事です。

ということで、早速チェック項目を見ていきましょう。

〜収納編

・食洗機はあるか?

・吊り戸棚は用意されているか?

・キッチンの収納は引き出しタイプか?

・引き出し内にスライドトレーなどは設けられているか?

・調理家電の設置場所はあるか?

・オープンキッチンか?

<解説>

マンションの使いやすさ、住み心地はキッチンで決まると言っても過言ではありません。

そして、そのキッチンの使いやすさは「収納力」が重要なポイントになってきます。

どれだけ動線を考えたキッチンでも、収納力が低く必要なものを取りに行くようだと意味がありません。

また、キッチン家電やフライパン、鍋などは増えることはあってもなかなか減ることはありませんので、キッチンの収納力は余裕があるくらいがちょうど良いと言えるでしょう。

そこで、マンション探偵のチェックリストでは収納力をチェックする項目を挙げています。

特に注目すべきは「食洗機はあるか?」「オープンキッチンか?」など、通常はマンションの営業担当がセールストークとして使いそうな点をチェックリストに含めています

キッチンに見た目のオシャレさや設備が導入されればされるほど、収納力は減ります。

今、住んでいる場所よりも広いからといって見た目に騙されずに収納力をしっかりとチェックしてください。

〜機能編

・コンセントの場所は適切か?

・コンセントの数(予備のコンセント)は豊富にあるか?(後からオプションで付加できるか)

・シンクは広い・シンク上部にまな板を置けるか?

(分かりにくいですが、以下の写真のようなイメージです。場所の有効利用だけでなく、作業効率も大幅に向上できます。)

シンクの上にまな板を設置して、スペースの有効活用

シンクの上にまな板を設置して、スペースの有効活用(引用:タカラスタンダード

・浄水器は設置されているか?

・ディスポーザーは設置されているか?

・キッチンの高さは変更できるか?

・IHかガスか。

<解説>

キッチンの機能は採用されているキッチンメーカーの独自の機能も多くありますが、各社同じような機能を取り揃えているケースが多い。

また、人気のある設備などはある程度決まっていますので、ここでは代表的な項目を挙げています。

人によっては必要のない設備や逆に絶対に外せない設備などもあるでしょう。

このチェックシートでしっかりと確認をしてくださいね。

〜メンテナンス等編

・レンジフードは掃除がしやすい?

・モデルルームにある設備の中でどれがオプションなのか?

<解説>

最新のレンジフードだとお手入れがしやすいようにレンジフードを外せたり、動かしたりして掃除をしやすくなっています。

さらにはエアコンの自動掃除機能のようにレンジフードにも自動清掃機能が付いているものも出てきています。

また、モデルルームの中にある設備はキッチンの中であっても、オプションがつけられている場合があります。

例えば、キッチン内の照明などが主な例ですが、中には食洗機がオプションにも関わらず、モデルルームについている場合もあったほどです。(最近ではそのようなケースはあまりないようですが…)

 

このように色々な観点でモデルルームをチェックしましょう。

*チェックシートはこちらからダウンロードしてください。

 

〜メーカーランキング

最後のチェックポイントとして、今回のマンションのキッチンにはどこのメーカーのキッチンに据え付けられているのかをチェックしてみましょう。

そして、このキッチンメーカーのランキングとそれぞれの項目のランキングを掲載していますので、そのランキングを参考にすると良いでしょう。

ちなみに、このランキングは日経ホームビルダー「採用したい建材・設備メーカーランキング2015」を参考としており、総合の順位だけでなく”採用をしたいと考える理由”として「機能性」「耐久性」「省エネ性」「デザイン」「コスト」「サポート」の6つの点数で表示しています。

注:このランキングの項目の点数は専門家や発注者が「採用したいと考える」ランキングとなっており、実際のキッチンに対する評価とは異なります。例えば点数が低い項目は「採用したいと考える」理由ではないだけであり、その評価が低いことを現しません。

順位 企業名 機能性 耐久性 省エネ性  デザイン コスト サポート
1  クリナップ  65.6 44.1 7.5 57.0 40.9 20.4
2 LIXIL 63.0 23.5 13.6 51.9 55.6 29.6
3 パナソニック 72.7 24.7 16.9 61.0 32.5 31.2
4 TOTO 72.6 31.5 12.3 60.3 31.5 24.7
5 タカラスタンダード 45.2 74.2 4.8 16.1 46.8 24.2
6 トーヨーキッチン 21.6 10.8 0.0 94.6 2.7 2.7
7 トクラス 63.6 36.4 0.0 78.8 45.5 36.4
8 ノーリツ 61.9 28.6 23.8 38.1 47.6 9.5
9 サンワカンパニー 5.3 0.0 0.0 78.9 52.6 0.0
10 永大産業 21.4 35.7 0.0 57.1 42.9 14.3

(引用:日経ホームビルダー「採用したい建材・設備メーカーランキング2015」)

回答内容:有効回答数:143、企業数15

最後に

マンション探偵のモデルルームのチェックシートは実際にモデルルームの現場でチェックしやすいように、場所別に作成しています。

今回はモデルルームの中で最も重要なキッチンについて、解説を行いましたが、これから他の場所も更新していきますので、ぜひチェックしてみてください。